January 15, 2005

BLOG HACKS

84edd16e.jpgちと今更ですがBlog Hacksを読了。タイトルを見て、Blogの概要やテクニックの解説がメインだと思っていたのですが、中身は主に「Blog をPerlで Hacks」する本だったので、私にはこの上なく面白かったです(笑)。

XMP関連モジュールの使い方、XML-RPC、REST、TrachBack Ping、metaWeblogAPIについての解説やコードなどがあり、親切かつ教育的でありがたいです。Ping送受信サイトの作り方なども書かれていますし。はてなはあまり好きではないのですが、はてなアンテナのHackなど、はてな関連の記事も充実しておりちょっと興味がわきました。

Webサービスの作り方、アイデアの考え方など非常に実践的でサンプルも豊富だし、仕様の概要の説明も多いので読んでいるだけで何か新しいサービスを開発しているような気になってきます。新しいアイデアもどんどん沸いてきます。こんな本は初めて読みました。素晴らしい。

ただ、Hackシリーズの一つとしてこのようなタイトルになってしまったのだと思いますが、内容とのギャップがありすぎる気はします。ターゲット層はみんな買っているのでしょうけども、単なるBlogユーザだとつらいかも。


※読み終えて、まず「何故サンプルコードのCDがないんだー!!」と叫びたくなりましたが、サポートサイトにありました。よかった。

早くも影響されて私も久々に何か作りたくなってきました。何を作ろうかな〜。  

December 04, 2004

引き続きAmazonアフィリエイト遊び

この前Net::Amazonネタのエントリーを書いたら、「Net::Amazon デベロッパー・トークン」
というようなキーワードのREFERERが多数来てました。やっぱりみんな同じ所で躓いているんだなぁと苦笑するのと同時に正確な情報を書いているのかどうか不安になったりします。改めてblogとトラックバックのSEO効果はすごいなと感じました。今このキーワードでGoogle検索すると一件目に表示されますですよ。うは〜(^_^;

ということで感心しつつググってたら、面白そうなツールを発見。伊藤さんのamazletと同種のツールですが、こちらのG-Toolsの方が直感的に使えるし、何より作成できるリンクのビジュアルが(・∀・)イイ!!

※「G-TOOL」という名称だったので、てっきり老舗の素材集サイトかと思ったのですが全く関係ないみたいですね。探してみたら、素材集の方はこんな感じになっちゃってました。時代の流れを感じるなぁ。

ということで、試しにG-Toolsでリンクを作ってみました。

ファイナルファンタジーXI 電撃4コマ インターナショナル ~ヴァナ・ディールで使える英単語/英会話~
電撃プレイステーション編集部 江本 聖

メディアワークス
2004-08-27
売り上げランキング 2,275
おすすめ平均 

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この本は買いましたが、読み応えがありすぎて途中からは英語部分を飛ばしました(笑)
対訳の量が凄まじく多いし、FFXI用語の英訳も理解できるのでとても役に立ちます。


ちなみにmetamixの記事で両者がわかりやすく比較されています。どちらも、AWSの活用方法として興味深いです。

G-Tools
http://www.goodpic.com/mt/aws/

metamix : amazon便利ツール比較
http://www.metamix.com/archives/001338.php  

November 10, 2004

Netscapeのこと。

Firefox 1.0がリリースされた、という記事をニュースサイトで見かけました。MozillaはFirebirdという名称になったと思っていたのですが商標の関係でいつのまにかFirefoxになっていたようです。昔は各種ブラウザの変遷をリアルタイムに追っていたのですが、今ではそんなことにも気付かないほどに興味がなくなってしまいました。

そういえば昔はNetscapeユーザだったなぁ、とふと懐かしく思い検索したところ、Netscape党のサイトを 発見。
このサイト中の「Netscape Navigator の変遷というコンテンツが、哀愁漂う感じでちょっといい感じです。

(ブラウザ好きの目から見ると、Netscape2.02jaの普及、Netscape3.0x GOLDでのHTMLエディタとの融合、Netscapeが導入を試みた「チャンネル」の概念と規格が現在のRSSのブームの土台となっていることや、MOSAICのバージョンの遷移、Opera1.0〜2.0の登場と5.0での日本語対応(正式対応は6かな)、それになんと言ってもIE4.0がWin98に統合されるまでの司法省とMSの戦いなども詳述してほしいところですが。(・∀・))


昔、ブラウザはインターネットの中でも日進月歩の代表格と言えるほどにバージョンアップが早かったものです。WWWをブラウズするということが「インターネット」という言葉の本質だと思いますし、ブラウザの機能が変わるという事はインターネットの在り方そのものをも変化させる可能性を持つ、注目に値するイベントでした。当時、ブラウザがバージョンアップする日を心待ちにしていた事を良く覚えています。
フレーム、fontタグ、JavaScript、CSS、HTML4.0、プッシュ技術、ActiveXなど、ブラウザが新技術を取り込むたびに新しいコンテンツが生まれて、インターネットがより楽しくなっていきました。

しかし、MSとNetscapeのブラウザ戦争終結後、MSはブラウザの開発からほとんど手を引いたといっていいほど、IEは何も変わらなくなりました。IEは四年以上も機能的にはほとんど何も変わらない、便利で一般的でつまらないアプリケーションになりさがってしまいました。


昨年、MOSAICの生みの親マーク・アンドリーセンが、もし、もう一度ブラウザを作り直すのなら「戻る・進む」ボタンのようなインターフェースにしないというような内容を語っていたのは印象的です。「戻る・進む」という行為がブラウザの概念となり、インターネットの一般的な在り方となって久しいですが、今のIEの如才のなさを見ていると、ブラウザにはもっと冒険的に、多様な可能性を模索しながら発展してほしいなぁと感じます。例えば、かつてのOperaやPointCastのように。


まだシェアの少ないIE3.01xの頃からIE派でしたが、今思えばNetscapeには、シェアのあるうちにもうちょっと上手くIEと戦ってほしかった。
Netscae 6があまりにも重すぎてユーザの乖離を生んだのは明らかですが、そもそもNetscape Comunicator 4.xがbetaから異常に重く、またあまりにバグが多かったです。Netacpe3.xはバランスの良いブラウザだったのに、この間に何かあったのですかねぇ・・・。


また画期的な新技術を搭載して、IEに対抗するようなブラウザが登場してほしいものです。
でもそれはもしかしたら、Lotus 1-2-3がWordのシェアを食うより難しいかもしれないですね。(´・ω・`)ショボーン