折角習い始めたものの、予想外の忙しさを理由に練習をサボり続ける日々。しばらく書いていなかった先生の指示をまとめてメモ。
- ピアノのテクニック
- 左5が寝ている。立てて
- スラーからスタッカートに繋ぐ時に、最初のスタッカートがスラーに入ってしまっている。
- 手がたまに鍵盤の下に下がってしまっている。常に鍵盤の上にくるように。
- ツェルニー1番
- 5を押さえながらの2/3/4の指の入れ替えがうまくいっていない。特に4が弱い
- 9小節からのドはちゃんと最後まで押さえること。5に重心を置く。途中で離さない
- バタバタしすぎ。
- もっとテンポ速く
- ソナチネ12番
- 16分音符のとこで手首が上下に動きすぎ。同じ位置で弾きなさい
- 16分音符力はいりすぎ。もっと流れるように
- 16文音符走りすぎ。聞いて!
- 頑張って弾きすぎ。もっと軽く。
- 1が寝ている。もっと指先(側面)で弾くこと
- 42小節の3/1-4/2-5/3の和音は鍵盤の奥で弾けばスラーにできる
- もっと音を聞くこと。弾いて、聞いて、歌うことが一つになるといい音が出る
- 遠くに音を響かせるイメージで
- 体を振らないで
- 背筋のばして
- 強弱考えて。全部メゾフォルテになってる
- 全般的な指示
- とにかく肩を落とす。力入りすぎ
- 前傾姿勢にならないこと。
- 右の4の第三関節が浮き出るように意識して
とこんな感じです。悪いところは毎回言われるのでよくわかります。(笑)
危惧していたのですが案の定指の力が全く戻っておらず、5を押さえた状態での4と3の入れ替えはかなり難しいような状態。こんな状態でソナチネを弾くというのがそもそも無謀な気がしてきました・・。
指の力が全く均一でないため、すべったり走ったりすることも多いです。それをなんとか制御しようとしてているので、どうしても力が入ってしまう傾向にあるようです。レッスンの時はきちんと弾こうという意識が特に強いのでなおさらですね。まずはやはり指の練習が不可欠のようです。
癖となってしまっている部分もどんどん指摘されるので改めて自覚できます。独りで弾いていると自分がどういう風に弾いているのか、案外わかっていないものなのだなぁと思いました。
昔、戯れに鍵盤を下まで押した状態で指を左右に動かして弾いていた時期があったのですがその癖が残っていたらしくあっさりと指摘されました。演歌のようだからヤメロと(爆)。自分では動かしている自覚はなかったのですが・・。赤面ものです。
さて、そんな状態なのですが11/5のレッスンでツェルニー1番は合格となりました。次は2番です。ソナチネ12番もあと一回くらいかな、とのこと。実際には合格レベルに全く達していないと思うので、全く上達しない生徒に見切りをつけて、飽きさせないために早めにマルにしようとしているようです。ある意味ヤバいです。もっと練習せねば・・・。
メインの課題曲であるソナチネ12番 第一楽章は一応流れるようになってきたので、今までは見過ごされていた強弱についても初めて指示が出ました。「ここはピアノ!」「クレシェンド!」「フォルテ!」「dolce!」「dimin. e poco ritard、わかるでしょ!?」などなど。いや先生、わかりませんよそれ(^^;。(説明してもらいました。dimin=だんだん弱く、e=and、poco=少し、ritard=だんだんゆっくり)
そんな感じで、ようやくレッスンらしい指示になってきました。「ここは・・・・こう!」と言いながら先生がお手本を弾いてくれたのですが、さすがに私が弾くのとは全く別物。これってこんな曲なんだぁ・・・と関心しました。
全部メゾフォルテというのはまさにその通りなんですが、デジタルピアノだと強弱を多少付けても音量に変化がないのでこれはなかなか難しいところです。なるべく土日はレンタル練習室で弾こうかなと思ったり。今後の課題です。
今回、聞くように、歌うように、響くようにといったような抽象的な指示が多くでました。今までは指を動かすことにのみ熱心で、確かに曲が全然聞けていなかった。聞かずに弾いていたのでテンポも狂いがちだったようです。「あなたはここはちゃんと弾かなきゃー、というのが出ちゃってる。曲を聞けていないでしょ」と図星を指されました。そんなことまでわかるんですねぇ。そういえば昔は弾くことよりもむしろ聞くことが楽しかったのですが、デジタルピアノだと聞くことの魅力がほとんどないのでいつの間にか聞かないで弾いてしまっていたようです。反省。
ソナチネ12番は美しい優雅な曲なので、なるべく優雅に、dolceに弾けるようになりたいものです。こんな完成度でまだ合格になりたくない・・・。