February 23, 2005

PalmOSの終焉

sj30

ソニーがCLIE新機種投入終了を発表しました。Visor Platinum、CLIE PEG-SJ30と二台に渡ってPalmOS機を四年以上毎日使い続けてきた私にとってはかなりショッキングなニュースです。

PalmOSが日本で普及し始めた頃はWebサイトにも活気があり、次々に新しいニュースが入り、店舗には輸入物の面白いアイテムがどんどん入荷されたり、書籍が出版されたりと盛り上がっている状況だった気がします。最近は取り扱いが随分減ったなぁと感じてはいましたが、まさかここまで終わりが近づいていたとは思いませんでした。

思えば、初めてPalmを使いはじめた頃は、PiloWebを使ったりJFileをレジストしたりとPalmウェアを探して楽しんでいましたし、muchy.comをよく見ていました。しかし今では使用目的がほとんどひかるメモのみとなってしまい、ほとんどソフトウェアやPalmOSの移り変わりには気を止めていませんでした。PalmOneやHandspringの撤退などのトピックなどを耳にしても、ハイレゾで圧倒的に使いやすいCLIEがあるから問題は無いと考えていましたし。PalmOS自体の人気が低下しても、CLIEシリーズは安定した売れ方をしていたので、無くなることなど想像さえしていませんでした。

「マーケットが期待していた規模の拡大に至らなかった」とのことですが、コアユーザには支持されているしそれなりに売れているのだから何も撤退しなくても・・・(´Д⊂グスン

ソニーがPDAから撤退するわけではないようなので、おそらくPalmOSを捨てるということなのでしょう。後期のCLIEは独自拡張が多すぎてほとんどPalmOSとは別の物になっていましたし。「手帳」というスタイルではなくて、携帯動画プレーヤー + iPodのようなAV系のブランドを作るつもりなのかもしれません。

CLIEはinfoCarryの後継機だと思っていたのですが、このジャンルの製品はもう出さないのかなぁ。私はこの路線が好きなんですが。単純にOSがPocketPCになるだけなのかもしれませんが、そうだとしたら「CLIE」ブランドを捨てる必要は無いような気がするし。。

いずれにしても、ひかるメモを使用し続けるためにPalmOS機は無くてはならないので、PEG-TH55を買わなくてはならないようです。この製品は前から気になっていたのですが、こんなことになるのなら限定販売のセレブレッドを買っておけばよかった。PEG-T600Cのセレブレーションレッドも買い逃してしまったし。悔いても悔やみきれません。どこかにセレブレッドのデッドストックないかなぁ。。゚(゚´Д`゚)゚。

この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/cpiblog00035/tb.cgi/14893736